モバイル収録ソリューション
Bluetooth® テクノロジーとモバイル収録同期
Bluetooth® テクノロジーを採用した、
真のワイヤレス同期
UltraSync BLUE は、Timecode Systems が初めて開発した Bluetooth® 経由でタイムコードを同期させるデバイスです。
Bluetooth® を使用してサブフレーム単位の正確なタイムコードを収録デバイスに送信します。
UltraSync BLUE には、Bluetooth® の通信範囲内でなら 1 台のユニットに対して、最大 6 台の収録デバイスを同期できる独自の機能が備わっています。
小規模な撮影やインタビュー、さらに、VLOG やソーシャルメディア向けのコンテンツを作成するのに最適です。
iPhone との同期
iPhone 収録のタイムコード同期
iPhone でビデオコンテンツを撮影したり、カメラのアングルを増やしたりするのに使用するのは費用対効果の高い方法です。
ただし、正確なタイムコードなしで、複数の iPhone で撮影した素材を一緒に編集するには、収録素材を人力で調整しながら同期させなければならないため、莫大な時間と労力が必要になります。
UltraSync BLUE は、その作業を単純化します。iPhone で収録された映像や音声を正確に揃え、編集できる状態にすることで、高品質なマルチカメラコンテンツを作成できるようにします。
UltraSync BLUE 対応製品
現在、iPhoneのネイティブカメラアプリは外部タイムコードを受け入れることができません。UltraSync BLUE は対応アプリケーションとの連携により、サブフレーム単位の正確なタイムコード伝送と同期が可能です。同期されたタイムコードは、iPhone で収録された映像や音声のメディアファイルに直接埋め込まれます。
UltraSync BLUE と連携可能なアプリケーションは、MAVIS Pro Camera および Apogee MetaRecorder です。
UltraSync BLUE を Bluetooth® とペアリングするだけで、サブフレーム単位のタイムコードを UltraSync BLUEから接続されている iPhone にワイヤレスで送信できます。
UltraSync BLUE から生成されたタイムコードは、MAVIS Pro Camera アプリで撮影されたビデオ、または ApogeeMetaRecorder でキャプチャされたサウンドのメディアファイルへ直接埋め込まれます。
UltraSync BLUE の紹介:Bluetooth 経由で iPhoneと BLUE をペアリングする
サウンドデバイス との同期
プロ仕様フィールドレコーダー『ZOOM F8n, F8』
『ZOOM F8n (v2.0以降)』、『ZOOM F8 (v6.0以降)』に UltraSync BLUEからBluetooth LE経由でタイムコードを受信し、録音ファイルにタイムコード情報を書き込める機能が追加されました。
(Bluetooth LE機能を使用するには、機能拡張用ファイルのインストールが必要。)
モバイルで WTC 化
MOBILE SOLUTION
RF 通信と Bluetooth® で同期
WTC = ワイヤレスタイムコード
WTC = ワイヤレスタイムコード は、ビデオやオーディオの同期および編集に必要となる SMPTE タイムコードの伝送を RF 通信により、ワイヤレス化します。
タイムコードの分配が必要なマルチカメラ収録、同録が必要なドラマや映画撮影、DSLR や GoPro を用いる収録現場で、煩わしいケーブル接続を排除し、簡単、確実にタイムコードを同期することができます。
Timecode Systems社のワイヤレスタイムコード同期システム
Timecode Systems 社は、ビデオやオーディオの同期および編集に必要となる SMPTE タイムコードの伝送を RF (Radio Frequency) 通信によりワイヤレス化する小型デバイスを開発しています。
送信機となる 1台の親機から、受信機能を備える複数台の子機にワイヤレスで完全に同期したタイムコードを伝送することができ、今まで有線接続でなければ得られなかった精度の高いタイムコードを無線接続により対応デバイス間で伝送することが可能です。
UltraSync BLUE と Timecode Systems 製品
UltraSync BLUE はその他の Timecode Systems 製品と一緒に使用する場合でも、支障なく動作するよう設計されています。
より複雑な撮影、広いロケ地の場合、または業務向けの収録機器が多くある場所では、UltraSync BLUE を Bluetooth® でデバイスと接続し、Timecode Systems 製品を接続したカメラやオーディオレコーダーと、精度が高くより広範囲に届く RF 信号で同期が行えます。
RF 信号の帯域は電波の届く範囲が Wi-Fi に比べて圧倒的に広く、周囲の状況により異なりますが、製品間の通信 (タイムコード同期) を見通しの良い場所で 200m 程度まで伸ばすことができます。
UltraSync BLUE の紹介:Timecode Systems 製品のワークフロー
RF (Radio Frequency) 通信
RF 通信は Wi-Fi の様な一般化した電波帯域ではなく、「920MHz 帯近距離無線」と呼ばれ、電波の届く範囲が Wi-Fi に比べて圧倒的に広く、製品間の通信 (タイムコード同期) を見通しの良い場所で 200m 程度まで伸ばすことができます。
ARIB 標準規格を取得する 920.6 〜 923MHz の 14バンド
電波の飛びやすさと、省電力で安定した通信が行える帯域
ワイヤレスマイクや照明機器など他の電波使用機器とも干渉しにくい
UltraSync BLUE と RF 通信
UltraSync BLUE のデバイス間を RF 通信で同期が可能です。
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iPhone と UltraSync BLUE を Bluetooth® でペアリングします。(1台の BLUE に対して最大 6 台まで接続可能)
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メインのタイムコードを生成する、UltraSync BLUE を「親機(サーバ)」として設定します。
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同期させる UltraSync BLUE ユニット を「親機(サーバ)」と同じ RFチャネルを使用して「子機(クライアント)」として設定します。
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WTC によりすべてのビデオまたはオーディオソースに正確なタイムコードが埋め込まれて同期します。
親機(サーバ)
RF チャンネル
CH1
子機(クライアント)
RF チャンネル
CH1
WTC によりマルチカメラ収録とモバイル収録を同期させることが可能です。
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タイムコードのメインとなるデバイスに、:pulse を接続して、「親機(サーバ)」に設定します。このユニットは、撮影のタイムコードを生成します。
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同期させる全てのオーディオおよびビデオソースに UltraSync ONE を接続します。GoPro カメラには SyncBack PRO を接続します。
iPhone と UltraSync BLUE を Bluetooth® でペアリングします。
(1台の BLUE に対して最大 6 台まで接続可能)
「親機(サーバ)」と同じRFチャネルを使用して「子機(クライアント)」として設定します。
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WTC により、すべてのソースに正確なタイムコードが埋め込まれて同期します。
マルチカメラ収録ソリューションの詳細は、下記のリンクからご参照ください。
親機(サーバ)
RF チャンネル
CH1
子機(クライアント)
RF チャンネル
CH1